しぃペインター、PaintBBSのフォントツールにアンチエイリアスをかける

アンチエイリアスオン

確認環境

必要なもの

手順

  1. Javaをインストールしたフォルダを確認します。(通常ならば下記のどちらかに存在します)
    • C:\Program Files (x86)\Java
    • C:\Program Files\Java
    ※両方あり、かつ、どちらでも使用したい場合は両方のフォルダで行う必要があります。
  2. 必要なファイルの配置と設定をします。

    1.SPtext.jar

    1. 上で確認した、Javaのインストールフォルダ→バージョン番号フォルダ→libフォルダにある appletフォルダを開きます。
    2. ダウンロードしたSPText.jarをappletフォルダへ配置します。

    3. Javaのコントロールパネルを開き、例外サイト・リストにSPText.jarのパスを登録します。 (半角スペースは、半角英数の%20に変換します。)
      JavaのインストールフォルダがC:\Program Files (x86)\Java\jre1.8.0_171の場合
      file:/C:/Program%20Files%20(x86)/Java/jre1.8.0_171/lib/applet/SPText.jar
      JavaのインストールフォルダがC:\Program Files\Java\jre1.8.0_171の場合
      file:/C:/Program%20Files/Java/jre1.8.0_171/lib/applet/SPText.jar

    2.aspectjweaver1.8.13.jar

    1. (C:)→ユーザー→ユーザー名フォルダに、ダウンロードしたaspectweaver-1.8.13.jarを配置します。

    2. 上でで確認した、Javaのインストールフォルダ→バージョン番号フォルダ→binフォルダ にあるpolicytool.exeを右クリック→「管理者として実行」を選択します。

    3. コマンドプロンプトが起動したあと、ポリシー・ツールが起動します。[ファイル]→[開く]を選択し、 Javaのインストールフォルダ→バージョン番号フォルダ→libフォルダ→securityフォルダにある java.policyを選択します。

    4. ポリシーファイルが読み込まれたら、[ポリシーエントリの追加]ボタンを押します。

    5. CodeBaseボックスに、file:${user.home}/*と入力し、[アクセス権の追加]ボタンを押します。

    6. アクセス権ボックスをクリックし、AllPermissionを選択します。右のボックスに java.security.AllPermissionと表示されたら、[完了]ボタンを押して、ポリシー・エントリウィンドウを閉じます。

    7. ポリシー・ツールウィンドウに戻ったら、[ファイル]→[保存]でファイルを上書き保存します。

    8. 状態ウィンドウに成功と表示されれば完了です。[OK]を押して閉じ、ポリシー・ツールも終了します。

    9. コントロールパネル→(システムとセキュリティ→)システム→システムの詳細設定→詳細設定タブを表示します。

    10. 下部にある[環境変数]ボタンを押し、[新規]ボタンを押して、エージェントにaspectjweaver-1.8.13.jarを登録します。
      変数名
      JAVA_TOOL_OPTIONS
      変数値
      -javaagent:%USERPROFILE%\aspectjweaver-1.8.13.jar

  3. しぃペインターのキャンバスを開き、設置に成功していれば、通常の警告の他にもう一度、或いはフォントツールで文字を打った後に警告が出ます。 [実行]を押してテストします。
  4. 初回、文字をテキストボックスに打ち込んでEnterを押したのに、文字が表示されない場合は、 キャンバス上部にあるバーの「戻る」ボタンを一度押し、「進む」ボタンを押すことで表示されます。

  5. 成功後、また使うかもしれないけれど、しばらくは使わないという場合、 もしくは一時的にアンチエイリアスのないフォントを使用したい場合は、 以下のどちらかの方法を取ることで、追加の警告を押さえることができます。
    • Javaのインストールフォルダ→バージョン番号→lib→appletに 配置したSPText.jarを何処かのフォルダに「移動」しておく。(再使用の際に再びappletフォルダに移動する)
    • もしくは、環境変数JAVA_TOOL_OPTIONSを削除する。(再使用の際に再び登録する) こちらは下記の二つのファイルを使用することで多少手間が省けるかもしれません。
      ダウンロード用:antialias_env.zip
      内容:無効-環境変数設定.bat有効-環境変数設定.bat

      ※batファイルを右クリック→管理者として実行。有効にする場合はブラウザを閉じて行ってみて下さい。

      参考:備忘録(golorihさん)

      ※batファイルを右クリック→管理者として実行を行った際、「WindowsによってPCが保護されました」とプロンプトが出たら、 メッセージ下部にある[詳細情報]をクリック→[実行]ボタンが表示されるのでクリックして下さい。

      参考:Windows 8 上で、起動できないソフトがある!k本的に無料ソフト・フリーソフト様

完全に削除する

  1. Javaのインストールフォルダ→バージョン番号→lib→appletにコピーしたSPText.jarを削除
  2. Javaのコントロールパネルを開き、例外サイト・リストからSPText.jarへのパスを削除
  3. (C:)→ユーザー→ユーザー名フォルダにコピーしたaspectjweaver-1.8.13.jarを削除
  4. コントロールパネル→(システムとセキュリティ→)システム→システムの詳細設定→詳細設定→環境変数からJAVA_TOOL_OPTIONSを削除

問題が出たら

  1. 環境変数JAVA_TOOL_OPTIONSを登録したまま、ユーザーフォルダに配置したaspectjweaver-1.8.13.jarを削除すると、 使用ブラウザでプラグインがクラッシュしたりエラーが出てキャンバスが開けなくなることがあります。 aspectjweaver-1.8.13.jarを削除する場合は、必ず環境変数JAVA_TOOL_OPTIONSも一緒に削除してください。
  2. Javaをアップデートすると、インストールフォルダのバージョン部分(「C:\Program Files (x86)\Java\○○」の○○の部分)のパスが変わります。
    アップデートで使用できなくなったら、再度アップデート後フォルダにある新しいappletフォルダにSPText.jarを配置、 例外サイトリストのSPText.jarのパス部分を再配置したappletフォルダに変更して試してみて下さい。
  3. SPText.jarを通して作成したspchファイルと、使用しない通常のspchファイルのバイナリ比較。 違いがなく、このファイルでアニメーションファイル自体を変更することはありません。描画時と投稿時の作成画像のみに効果がかかりますのでご安心下さい。